■集計条件
- 令和2年4月1日~令和3年3月31日に退院した患者さま
- 医療保険を使用された患者さま。(自動車賠償責任保険や労災保険、自費診療で入院された患者さまは含まれません。)
- 一般病棟に1日以上入院された患者さま。(回復期リハビリテーション病棟を算定する病棟のみに入院された患者さまは含まれません。)
1. 年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0〜 | 10〜 | 20〜 | 30〜 | 40〜 | 50〜 | 60〜 | 70〜 | 80〜 | 90〜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 101 | 91 | 104 | 155 | 441 | 689 | 1162 | 2022 | 1694 | 418 |
地域の中核病院として幅広い年齢層の患者さまにご利用いただいています。入院治療を必要とされる方が増えてくる60代以上の患者さまが多い傾向にあります。
2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 大腸の良性疾患 内視鏡的 ポリープ・粘膜切除術 |
312 | 2.28 | 2.66 | 0% | 64.87 |
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸 ポリープ・粘膜切除術 |
57 | 11.12 | 8.11 | 0% | 61.11 |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア | 44 | 4.23 | 4.86 | 0% | 72.52 |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術 |
40 | 4.90 | 7.23 | 0% | 59.58 |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石等) 腹腔鏡下胆嚢摘出術 |
36 | 4.67 | 6.41 | 0% | 61.83 |
外科で最も多い症例は、内視鏡的切除術を行う大腸ポリープです。その他に、胃の悪性腫瘍に対する内視鏡的粘膜切除術、鼠径ヘルニアで手術を行う症例、腹腔鏡下胆嚢摘出術を行う症例です。
当院では上記の他にも、食道がん・胆道がん・膵がん・肝がんの治療や手術にも対応しております。
外科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 針生検あり | 62 | 2.34 | 3.39 | 0% | 71.10 |
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり | 40 | 5.70 | 10.83 | 0% | 68.45 |
040200xx01x00x | 気胸 手術あり | 18 | 6.94 | 10.08 | 0% | 31.89 |
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 化学療法あり | 10 | 4.70 | 9.42 | 0% | 64.80 |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし | ─ | ─ | 13.30 | ─ | ─ |
呼吸器外科で最も多い症例は、針生検を目的とした肺の悪性腫瘍疑いの症例です。その他に、肺の悪性腫瘍に関する症例が多くを占めています。気胸に対する手術も行っています。当院では、肺の悪性腫瘍に対して、手術だけでなく凍結治療という治療も行っております。
呼吸器外科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
050180xx02xxxx | 下肢静脈瘤 下肢静脈瘤手術あり |
28 | 3.46 | 2.74 | 0% | 65.57 |
050170xx03000x | 下肢閉塞性動脈硬化症 四肢の血管拡張術・血栓除去術あり |
20 | 11.85 | 5.43 | 0% | 76.50 |
050170xx99000x | 下肢閉塞性動脈硬化症 手術なし |
─ | ─ | 8.05 | ─ | ─ |
血管外科で最も多い症例は、下肢静脈瘤です。次に多い症例は下肢閉塞性動脈硬化症などの動脈拡張性疾患です。その他に、ペースメーカー手術、透析導入時のシャント作成および維持透析患者さまのシャント不全などにも対応しています。また、令和2年3月より下肢静脈瘤に対する新しい治療法(下肢静脈瘤血管内塞栓術)を開始しております。DPC包括対象外となるため、上記の患者数には含まれていませんが、6.診療科別主要手術別患者数等で手術件数を確認することができます。
血管外科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 | 105 | 25.00 | 20.51 | 10.48% | 83.19 |
110310xx99xxxx | 腎臓または尿路の感染症 | 82 | 17.73 | 13.00 | 2.44% | 80.99 |
060100xx01xxxx | 大腸の良性疾患 内視鏡的 ポリープ・粘膜切除術 |
57 | 2.77 | 2.66 | 0% | 67.70 |
060102xx02xxxx | 憩室性疾患 内視鏡的消化管止血術 |
46 | 9.24 | 9.74 | 4.35% | 74.74 |
060340xx03x00x | 胆管結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術あり |
41 | 9.83 | 9.53 | 0% | 76.85 |
内科で多い症例は、誤嚥性肺炎、腎臓又は尿路の感染症、内視鏡的切除術を行う大腸ポリープです。他には内視鏡的止血術を行う憩室性疾患、胆管結石、胆管炎があります。
内科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
050050xx9920xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査 +血管内超音波検査等 |
318 | 3.74 | 3.26 | 0% | 74.03 |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 |
282 | 5.07 | 4.44 | 0.35% | 73.83 |
050050xx9910xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査 |
172 | 3.71 | 3.07 | 0.58% | 69.67 |
050130xx9900xx | 心不全 | 59 | 20.95 | 17.23 | 0% | 80.05 |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞 経皮的冠動脈ステント留置術 |
29 | 11.83 | 12.09 | 0% | 62.69 |
循環器内科で最も多い症例は、狭心症です。次に多い症例は心不全です。当院では急性心筋梗塞などの緊急性が高い症例に対しても、24時間365日専門スタッフが緊急心臓カテーテル検査や治療を行うなど、緊急医療に力を入れています。
循環器内科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病 インスリン製剤あり |
14 | 14.57 | 14.60 | 0% | 64.29 |
10007xxxxxx0xx | 2型糖尿病 手術処置等なし |
─ | ─ | 11.26 | ─ | ─ |
100040xxxxx00x | 糖尿病性ケトアシドーシス 非ケトン昏睡 |
─ | ─ | 13.33 | ─ | ─ |
糖尿病内科は、2型糖尿病患者さまが多く占めています。糖尿病は血糖値が上昇することで様々な合併症を引き起こす全身の病です。他診療科と協力して血糖管理を行うことはもちろん、最新のCT・MRIなどの検査機器を用いて合併症の早期発見・早期治療にも努めています。
当院では医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士・歯科衛生士・検査技師などの各専門スタッフが連携し、さまざまな角度から健康管理をサポートします。
糖尿病内科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術あり |
169 | 36.78 | 25.09 | 4.73% | 82.15 |
070230xx01xxxx | 膝関節症 人工関節再置換術等あり |
120 | 18.88 | 23.36 | 0% | 73.58 |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症 人工関節再置換術等あり |
70 | 19.23 | 21.03 | 0% | 69.20 |
160690xx99xxxx | 胸椎骨折、腰椎骨折 手術なし |
60 | 35.20 | 18.81 | 5.00% | 78.27 |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり | 38 | 3.32 | 5.18 | 0% | 42.00 |
整形外科で最も多い症例は大腿骨近位(股関節)の骨折です。次に多い症例は膝関節症です。その他に股関節症、胸椎・腰椎の骨折、前腕の骨折などの症例が多くあります。
整形外科の診療内容について
人工関節センターの診療内容について
手外科センターの診療内容について
脊椎脊髄病センターの診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
010040x099000x | 脳内出血 | 21 | 41.95 | 18.86 | 0% | 65.43 |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術あり |
21 | 31.52 | 9.68 | 0% | 80.00 | 010060x2990401 | 脳梗塞 エダラボンあり |
15 | 36.73 | 15.64 | 0% | 71.07 |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし |
14 | 15.00 | 8.18 | 7.14% | 75.86 |
010060x2990501 | 脳梗塞 tPA療法あり | ─ | ─ | 17.65 | ─ | ─ |
脳神経外科で最も多い症例は、脳内出血、頭蓋内損傷(脳挫傷・脳震盪など)です。その他にも、脳梗塞、脳血管障害など脳神経外科疾患全般に対応しています。
脳神経外科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990201 | 脳梗塞 リハビリあり 発症3日目以内 |
34 | 23.97 | 15.54 | 0% | 75.94 |
030400xx99xxxx | めまい | 13 | 6.62 | 4.94 | 0% | 65.62 |
010040x099000x | 脳内出血 | 10 | 30.30 | 18.86 | 10.00% | 74.70 |
脳神経内科で最も多い症例は、脳梗塞です。次に多い症例は、良性発作性頭位めまい症や内耳性めまいです。脳神経外科疾患の手術以外の予防・診断・内科的治療・リハビリテーションなどに対応しています。
脳神経内科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 13 | 7.77 | 9.12 | 0% | 72.08 |
080010xxxx0xxx | 蜂窩織炎 | 13 | 7.46 | 12.87 | 0% | 64.23 |
180010x0xxx0xx | 敗血症 | ─ | ─ | 19.20 | ─ | ─ |
皮膚科で最も多い症例は、帯状疱疹と蜂窩織炎です。
当院の皮膚科では、総合病院の利点を生かし、各種検査や他科との連携を通じ様々な皮膚疾患の奥にひそむ原因の精査を行うことができます。
皮膚科の診療内容について
DPCコード | DPC名称> | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
060160x101xxxx | 鼠径ヘルニア 手術あり |
16 | 1.31 | 2.79 | 0% | 5.31 |
140590xx97xxxx | 停留精巣 手術あり | ─ | ─ | 3.02 | ─ | ─ |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし |
─ | ─ | 13.00 | ─ | ─ |
小児科で最も多い症例は、鼠径ヘルニアです。当院では、常勤小児外科専門医が在籍し、外傷、鼠径ヘルニア、停留精巣、陰嚢水腫、包茎、急性虫垂炎、自然気胸等の外科疾患に対応しております。
小児科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳房部分切除術 (腋窩部郭清を伴うもの) |
47 | 9.77 | 10.30 | 0% | 66.51 |
090010xx02xxxx | 乳房の悪性腫瘍 乳房部分切除術 (腋窩部郭清を伴わないもの) |
32 | 4.78 | 6.02 | 0% | 58.97 |
090010xx99x0xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし |
─ | ─ | 9.58 | ─ | ─ |
乳腺外科で多い症例は、乳房部分切除術を目的とした乳房の悪性腫瘍です。
乳腺外科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎 | 36 | 5.44 | 5.63 | 2.78% | 35.14 |
030400xx99xxxx | めまい | 25 | 4.96 | 4.94 | 0% | 62.60 |
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸症候群 終夜睡眠ポリグラフィーあり |
24 | 2.00 | 2.04 | 0% | 50.54 |
030250xx990xxx | 睡眠時無呼吸症候群 終夜睡眠ポリグラフィーなし |
19 | 2.00 | 3.46 | 0% | 53.26 |
030428xxxxxxxx | 突発性難聴 | 18 | 6.67 | 8.81 | 0% | 60.17 |
耳鼻咽喉科で最も多い症例は、扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎です。次に多い症例は、めまい等の前庭機能障害です。突発性難聴や睡眠時無呼吸症候群の検査・治療にも対応しています。
耳鼻咽喉科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx1 | 白内障 手術あり 両眼 | 94 | 3.82 | 4.95 | 0% | 74.51 |
020110xx97xxx0 | 白内障 手術あり 片眼 | 90 | 1.73 | 2.76 | 0% | 74.79 |
100380xxxxxxxx | 脱水症 | ─ | ─ | 10.51 | ─ | ─ |
眼科では、入院症例のほとんどが白内障の手術目的です。総合病院の利点を生かし、他診療科と連携をとり、糖尿病・高血圧などの管理を含め、体の健康を維持できるようサポートを行っています。
眼科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 針生検あり |
129 | 2.04 | 2.54 | 0% | 69.16 |
110080xx01xxxx | 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術あり |
33 | 11.42 | 11.89 | 0% | 71.64 |
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症 経尿道的手術あり |
15 | 7.33 | 8.52 | 0% | 72.33 |
110070xx03x0xx | 膀胱悪性腫瘍 経尿道的術手術あり 化学療法なし |
15 | 16.67 | 7.13 | 0% | 74.47 |
110070xx03x20x | 膀胱悪性腫瘍 経尿道的手術あり 化学療法あり |
13 | 6.38 | 7.05 | 0% | 65.92 |
泌尿器科で最も多い症例は、前立腺針生検を目的とした前立腺悪性腫瘍疑いです。次に多い症例は、前立腺悪性腫瘍に対する手術を目的とした症例です。当院では平成31年4月より、手術支援ロボット(ダヴィンチシステム)を導入しており、泌尿器科では前立腺の悪性腫瘍が手術対象となっております。
泌尿器科の診療内容について
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数(自院) | 平均在院日数(全国) | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
020230xx97x0xx | 眼瞼下垂 眼瞼下垂症手術あり |
34 | 2.71 | 3.07 | 0% | 77.18 |
080010xxxx0xxx | 蜂窩織炎 | 14 | 20.71 | 12.87 | 0% | 67.36 |
100100xx97x1xx | 下肢皮膚潰瘍 手術あり |
13 | 47.85 | 44.59 | 0% | 68.00 |
形成外科で最も多い症例は、眼瞼下垂症です。次に多い症例は蜂窩織炎です。その他に皮膚の良性・悪性腫瘍、やけどや瘢痕(きずあと)に対する治療も行っております。
形成外科の診療内容について
3.初発の5大がんのUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類基準(※) | 版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
StageⅠ | StageⅡ | StageⅢ | StageⅣ | 不明 | ||||
胃癌 | 115 | ─ | 11 | ─ | ─ | 25 | 1 | 8 |
大腸癌 | 14 | 19 | 18 | 11 | ─ | 43 | 1 | 8 |
乳癌 | 47 | 23 | ─ | ─ | ─ | 14 | 1 | 8 |
肺癌 | 16 | ─ | ─ | 39 | ─ | 54 | 1 | 8 |
肝癌 | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ | 1 | 8 |
※1:UICC TNM分類, 2:癌取扱い規約
4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 13 | 12.23 | 54.08 |
中等症 | 87 | 18.45 | 76.07 |
重症 | 34 | 30.00 | 84.50 |
超重症 | 18 | 19.33 | 85.72 |
不明 | ─ | ─ | ─ |
市中肺炎とは、普段の社会生活の中でかかる肺炎のことです。
当院では中等症の患者さまが半数以上を占めています。
5. 脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 137 | 37.93 | 76.68 | 3.97% |
その他 | 14 | 57.14 | 72.43 | 0.66% |
補足:平均在院日数は急性期医療を行う一般病棟の期間だけではなく、回復期リハビリテーション病棟等に移られて退院するまでの日数です。一般病棟のみの他病院と、平均在院日数の単純比較はできませんのでご注意ください。
6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 345 | 0.33 | 1.08 | 0% | 65.03 |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 100 | 1.89 | 3.00 | 0% | 62.42 |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | 61 | 1.18 | 8.89 | 0% | 60.87 |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術 | 37 | 0.97 | 2.27 | 0% | 72.16 |
K655-22 | 腹腔鏡下胃切除術(悪性腫瘍手術) | 25 | 4.12 | 11.24 | 0% | 67.56 |
外科で多い入院手術は、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術や腹腔鏡下胆嚢摘出術です。
患者さまに負担の少ない内視鏡や腹腔鏡での治療を積極的に行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K6152 | 血管塞栓術 (選択的動脈化学塞栓術) |
21 | 0.62 | 2.38 | 0% | 72.62 |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術 | 18 | 2.17 | 3.83 | 0% | 31.44 |
K6151 | 血管塞栓術(止血術) | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
呼吸器外科で最も多い入院手術は、血管塞栓術です。これは腫瘍血管への抗癌剤注入と塞栓術を併用する手術です。
呼吸器外科の診療内容についてKコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K617-6 | 下肢静脈瘤血管内塞栓術 | 97 | 0.99 | 0.96 | 0% | 67.77 |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 33 | 2.36 | 10.45 | 0% | 77.03 |
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 25 | 1.00 | 1.00 | 0% | 64.00 |
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | 14 | 0.93 | 1.93 | 0% | 73.93 |
K6173 | 下肢静脈瘤手術(高位結結紮術) | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
血管外科で最も多い入院手術は、下肢静脈瘤血管内塞栓術です。これは逆流のある伏在静脈内にカテーテルを入れて、瞬間接着剤を注入し、血管を塞ぐ治療法です。血管外科では、対象となる患者さまが高齢であることが多いため、低侵襲治療と呼ばれる“患者さまの身体にかかる負担が少ない治療”を積極的に選択しております。
血管外科の診療内容についてKコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 | K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 66 | 1.58 | 10.36 | 0% | 75.86 |
---|---|---|---|---|---|---|
K722 | 小腸結腸内視鏡的止血術 | 53 | 0.66 | 9.06 | 3.77% | 74.38 |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 51 | 0.90 | 1.14 | 0% | 67.06 |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | 32 | 0.03 | 6.63 | 0% | 71.16 |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 26 | 4.04 | 18.04 | 7.69% | 68.27 |
内科で多い入院手術は、内視鏡的胆道ステント留置術や小腸結腸内視鏡的止血術です。その他に、内視鏡による大腸ポリープや胃ポリープ(胃の悪性腫瘍)切除術も多く行っております。
内科の診療内容についてKコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術 (その他) |
292 | 2.67 | 2.38 | 0.34% | 73.41 |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 (急性心筋梗塞) |
27 | 0.04 | 19.15 | 0% | 64.48 |
K5463 | 経皮的冠動脈形成術 (その他) |
23 | 2.87 | 2.22 | 0% | 73.43 |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術 (不安定狭心症) |
22 | 0.05 | 16.09 | 4.55% | 69.59 |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 17 | 3.41 | 4.29 | 0% | 79.18 |
循環器内科で最も多い入院手術は、経皮的冠動脈ステント留置術です。
上肢の橈骨動脈や上腕動脈などから「カテーテル」という細い管を挿入し、冠動脈の狭窄部まで進め、ステントという小さいメッシュ状の金属の筒を血管に留置する低侵襲的な治療法です。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K0821 | 人工関節置換術(肩・股・膝) | 206 | 1.89 | 17.10 | 0% | 71.61 |
K0461 | 骨折観血的手術(肩甲骨・上腕・大腿) | 128 | 2.40 | 30.73 | 1.56% | 78.20 |
K0811 | 人工骨頭挿入術(肩・股) | 79 | 2.48 | 33.82 | 8.86% | 82.90 |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕・下腿・手舟状骨) | 73 | 1.58 | 11.85 | 1.37% | 61.08 |
K0463 | 骨折観血的手術(鎖骨・膝蓋骨・その他) | 42 | 1.67 | 8.62 | 0% | 54.10 |
整形外科で最も多い入院手術は、人工関節置換術です。肩・股・膝の各関節に対応しています。平成30年8月より人工関節センターを設立して、症状にあわせた治療法の提案を行っています。
整形外科の診療内容についてKコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 24 | 1.21 | 36.71 | 0% | 81.96 |
K1781 | 脳血管内手術(1箇所) | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
脳神経外科で最も多い入院手術は、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術です。
頭蓋骨に小さな穴をあけて、管を挿入し脳と頭蓋骨の間にある血腫を除去・洗浄する手術です。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 12 | 0 | 0 | 0% | 5.25 |
K836 | 停留精巣固定術 | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術 | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
小児科で最も多い入院手術は、鼠径ヘルニア手術です。その他に、停留精巣、気胸、虫垂炎などにも対応しています。
小児科の診療内容についてKコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術 (腋窩部郭清を伴わない)) |
41 | 1.24 | 5.22 | 0% | 66.34 |
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術 (腋窩部郭清を伴わない)) |
34 | 1.12 | 2.68 | 0% | 58.94 |
K4765 | 乳腺悪性腫瘍手術 (乳房切除術・胸筋切除を併施しない) |
─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
乳腺外科での入院手術の多くは、乳腺悪性腫瘍(がん)に対する乳房切除術です。
当院では形成外科医との協働により、「人工物(シリコンバッグ)」による乳房再建術も行えるようになっています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 14 | 0.93 | 7.14 | 0% | 28.00 |
K370 | アデノイド切除術 | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
K3192 | 鼓室形成手術(耳小骨再建術) | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
耳鼻咽喉科で最も多い入院手術は、口蓋扁桃手術です。習慣性扁桃炎、睡眠時無呼吸症候群などの治療目的で行います。
耳鼻咽喉科の診療内容についてKコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術 (眼内レンズを挿入)(その他) |
214 | 0 | 1.81 | 0% | 74.67 |
眼科の入院手術は、白内障に対する水晶体再建術です。濁った水晶体を超音波で吸引して、人工の眼内レンズを埋め込みます。
眼科の診療内容についてKコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
---|---|---|---|---|---|---|
K843-4 | 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 (内視鏡手術用支援機器を用いる) |
37 | 1.05 | 9.19 | 0% | 70.92 |
K8036ロ | 膀胱悪性腫瘍手術 (経尿道的手術)(その他) |
22 | 4.41 | 5.82 | 0% | 69.68 |
K841-21 | 経尿道的レーザー前立腺切除術 (ホルミウムレーザー) |
18 | 1.89 | 5.56 | 0% | 72.89 |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 16 | 1.06 | 6.25 | 0% | 68.88 |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 10 | 2.80 | 8.60 | 0% | 72.20 |
泌尿器科で最も多い入院手術は、手術支援ロボット(ダヴィンチシステム)を使用した、腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術です。次に多いのは、膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)です。尿道から手術用内視鏡を膀胱内に挿入し、膀胱内の腫瘍を診断と治療を兼ねて切除します。“表在性の膀胱がん”であれば、この手術が根治的治療となります。”浸潤性の膀胱がん”であっても、がんの状態を評価して今後の治療方針を決定する手術になります。
泌尿器科の診療内容についてKコード | 名称 | 患者数 | 平均術前日数 | 平均術後日数 | 転院率 | 平均年齢 |
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K2191 | 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) | 31 | 0 | 1.81 | 0% | 75.45 |
K2193 | 眼瞼下垂症手術(その他) | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
K0871 | 断端形成術(骨形成を要する)(指) | ─ | ─ | ─ | ─ | ─ |
形成外科で最も多い入院手術は、眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)です。余った皮膚を切除した後、眼板と筋膜を固定して、眼瞼下垂を修復する手術です。
形成外科の診療内容について7. その他(播種性血管内凝固等の請求率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | ─ | ─ |
異なる | 15 | 0.22% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 12 | 0.17% |
異なる | 32 | 0.46% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | ─ | ─ |
異なる | ─ | ─ | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 26 | 0.38% |
異なる | ─ | ─ |
こちらの指標は医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの、少しでも改善すべきものとして入院契機病名(入院のきっかけとなった病名)との同一性を区別して症例数と発生率を示したものです。すべて1%未満の低い請求率となっています。
2021年9月29日 令和2年度の病院指標を公開しました。
診療実績・病院指標