私の専門が肝胆膵外科の他、門脈圧亢進症外科、および移植外科でありますので、それらの経験も踏まえ、最善の医療を患者様に提供できるよう頑張る所存であります。私の経験は以下に記載します。
1.日本日本肝胆膵外科学会:高度技能指導医 高度技能専門医審査委員
2.日本移植学会:移植認定(肝・膵)
3.日本肝臓学会:肝臓専門医・指導医
4.日本門脈圧亢進症学会:技術認定医、認定医審査委員(手術治療部門)
5.日本内視鏡外科評議員
多数の肝胆膵高度難易度手術、生体脳死肝移植も110例以上術者として経験、生体脳死膵移植、生体腎移植も術者として経験しております。
また現在腹腔鏡外科やRobotic Surgeryが一般的になりつつありますが、肝胆膵外科においては胃や大腸外科に比べるとその臓器の特異性からまだ一般的ではない面もあります。
私は肝胆膵腹腔鏡下外科手術としては、
1.生体肝移植ドナー手術
2.生体膵移植ドナー手術
3.腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術
4.膵体尾部切除術
5.十二指腸温存膵頭部切除術
6.膵温存十二指腸切除術
を経験しております。
また肝・膵移植における動脈再建術、門脈血行再建術も多数経験、門脈圧亢進症外科ではシャント手術では100例に及ぶ血管再建手術も行っており、現役の門脈圧亢進症外科医としては我が国では最も経験の多い外科医です。ラットの肝動脈再建肝移植手術もマイクロサージャリー下に世界で初めて成功しており、肝胆膵外科における血行再建術を行う拡大手術も十分提供できる経験があります。すでに昨年から当科においても門脈合併切除の肝門部胆管癌や膵頭十二指腸切除術から腹腔鏡下肝胆膵手術を積極的に行っております。また脳死肝移植技術を用いた巨大肝腫瘍に対する自家肝移植も予定しております。これまで以上に腹腔鏡手術から拡大手術までを患者さまに提供できるものと考えております。以下に我々の行う対象疾患を挙げます。
肝・脾 良性:肝嚢胞、肝血管腫、肝内結石、
aaaaaaaaaaaa巨脾(脾機能亢進症)
aaaaaaaaaaaa食道胃静脈瘤、
aaaaaaaaaaaa門脈体循環短絡路による高アンモニア血症
aaaaaaa悪性:肝細胞癌、肝内胆管癌、転移性肝腫瘍
胆道:良性:胆嚢結石症、胆嚢腺筋症、胆嚢ポリープ、胆管結石症、
aaaaaaaaaa膵胆管合流異常、先天性胆道拡張症
aaaaaaaaaa十二指腸腺腫、十二指腸GIST
aaaaa悪性:胆嚢癌、胆管癌、十二指腸乳糖癌
膵臓:良性:慢性膵炎、膵仮性嚢胞
aaaaa悪性:膵癌、膵管内乳頭粘液腫瘍、膵嚢胞性腫瘍、膵神経内分泌腫瘍上記疾患に対し
肝・脾・胆道:開腹および腹腔鏡下肝部分切除、
aaaaaaaaa開腹および腹腔鏡下肝葉切除
aaaaaaaaaaaaaaaaaaa肝門部胆管癌
aaaaaaaaaaaaaaaaaaa門脈圧亢進症手術(シャント手術、Hassab手術、脾摘)
aaaaaaaaa移植技術を応用した体外肝切除、自家肝移植
膵・胆道:開腹および腹腔鏡下 膵部分切除、膵体尾部切除、
aaaaaaaaaaaa膵頭十二指腸切除、脾温存膵体尾部切除
aaaaaaaaaaaa全膵温存十二指腸切除、十二指腸温存膵頭部切除、
aaaaaaaaaaaa十二指腸温存膵鈎部切除
肝胆膵外科においても、他の消化管外科同様<体に優しい腹腔鏡下手術>が増加していきます。拡大手術と合わせて提供していく所存であります。
A.超困難肝胆膵症例に対する臓器移植手技を応用した自家臓器移植手術
B 手裏剣切開臍形成法を用いたオリジナル Moving window`s法によるハイブリッド腹腔鏡下肝胆膵手術
ああああああああああああああああああああああああああああああああ文責:門脈圧亢進症、移植外科 佐藤好信